• 一般社団法人法隆寺青年会議所
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公益社団法人日本青年会議所近畿地区協議会

奈良ブロック協議会

公益社団法人 日本青年会議所

理事長所信

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社団法人 法隆寺青年会議所
   理事長 佐伯 誠紀

日々是好日
~感謝の心を持って~

【はじめに】
今から約100年前の1915年、アメリカ合衆国ミズーリ州セントルイスの地で、ヘンリー・ギッセンバイヤーJr.という一人の青年の熱き想いから青年会議所は生まれました。その熱き想いの波は、戦後の荒廃した日本にも届き、「新日本の再建は我々青年の使命である」という高き志を持った青年たちの手によって、1949年に東京青年商工会議所(現・東京青年会議所)が創立されました。「明るい豊かな社会の実現」に向けて、英知と勇気と情熱を持った先人たちの志は全国へと広がり、この和(やはらぎ)の地・西和地域でも1974年に創立の宣言が行われ、法隆寺青年会議所が誕生しました。地域の皆さまのご理解、ご協力、ご支援の下、今年で46年を迎えます。多大なる歴史や運動を継承してくださった先輩諸兄、また、「まち」の発展や「ひと」の育成のために尽力くださった関係団体の皆さまに感謝申し上げます。
法隆寺青年会議所の先輩諸兄は、自らの貴重な時間と資金を使い、「社会が少しでも良くなるように」という想いで活動を続けてこられました。その想いは後輩へと引き継がれ、「まち」の至る所で有形・無形の財産として見ることができます。
生まれながらにして一人前である「ひと」などいません。両親をはじめ、家族、親戚、地域の方々、恩師、友人、先輩など、多くの恩を受けて大人になります。また、社会人になっても、多くの恩恵を受けて成長していきます。それらの恩はどのようにして返せば良いのでしょうか。「受けた恩は石に刻み、かけた恩は水に流す」。私たち一人ひとりが受けた恩を忘れず、それを少しでも増やして未来へ送ることが、一番の恩返しになると考えます。
私たちは生まれたときから周囲に物が溢れ、満ち足りた環境の中で暮らしてきました。現代は物だけでなく、ネット環境やSNSの普及など、便利すぎるほどの環境が整っています。一方、「他人事」「事なかれ主義」「利己主義」といった言葉が横行し、面倒臭いことを極端に拒む傾向も見受けられます。しかし、先人たちが何不自由のない生活を残してくれたように、私たちは責任世代として、どれだけ便利な時代が訪れようとも「この国の未来に何を残せるか、残さなければならないか」を、決して他人事として捉えず、行動しなければなりません。
社会を変える運動とは、難しい問題や大きな課題に取り組むことばかりではなく、頂いた恩を周囲の人や次の世代により良い形で残すことです。そして社会運動を形にし、継続して広めていくには、地域住民の共感を得ることが必要です。そのためにも、私たち自身が率先して「ひと」に喜んで頂く活動を実施し、充実した日々を過ごすことこそ、笑い声が響き合う明るいまちづくりの道標となるのです。

【人間力溢れるJAYCEE】
我々JCは、地域住民の意識を変えるために活動している団体です。地域住民の意識を変えるには、人の琴線に触れるアプローチが必要不可欠ですが、それは容易なことではありません。その人物の態度、接し方、話し方など、多岐にわたる人間的要素が相手に伝わることによって、琴線に触れることになります。まさに、そこでは「人間力」が問われるのです。
青年会議所内に役職があるとはいえ、やはり人と人とが真剣に議論し合う中で切磋琢磨し、日々「人間力」を自己研鑽していくことが大切です。理解してほしいことがあるならば、綿密に調査・研究を行い、「人間力」を駆使して自分の想いを全力で伝え、説得しなければなりません。
この「人間力」は、我々と志を同じくする未来の会員をリクルーティングする場合にも重要になります。JAYCEEが多ければ多いほど、地域での運動の波紋を広げやすくなり、それが人間力溢れる人材であればあるほど効果は無限大になるのです。

【未来構築】
少子高齢化や核家族化が進むにつれて、青少年を取り巻く環境は大きく変化しました。また、現代の子どもたちは昔に比べて塾や習い事に多くの時間を費やしています。もちろん、それ自体は悪いことではありませんが、その結果、家族との団らんの機会が減少し、親子間でさえコミュニケーション不足に陥っているという事例も生じています。子どもに多くのことを学ばせたいと願う親の気持ちは今も昔も変わりませんが、人との関りを通じてしか学べないことも多くあります。我々は、将来を見据えて、子どもと親とが一緒にコミュニケーションを取ることができるような事業や、仲間たちと手を取り協力し合ったり、競い合ったりして自ら成長できるような、我が「まち」ならではの事業を展開してまいります。

【地域構築】
西和地域と呼ばれる我が地域は、北葛城郡の3町と生駒郡の4町にわたり、従来から結びつきの強い地域です。西和地域では、少子高齢化をはじめ、税収の減少や財政赤字など、さまざまな問題を抱えています。そのため、「明るく豊かな未来をつくる組織」である青年会議所も、地域活性化の一翼を担う存在として役立てる機会が増えているように感じています。そのためにも、まずは地域住民や他団体、行政などと幅広く交流を持ち、この地域で起こっている問題や課題を考察し、今まで以上に深く知ることが重要です。そのうえで、問題を解決した先にある明るい未来を思い描き、それらを創造するために、具体的な行動を起こしていくことが大切です。私たちの「まち」は私たちでつくるという意識を一人ひとりが持ち、より良い地域を共に構築しましょう。

【自己を高める出会いの場】
法隆寺青年会議所は、「20歳から40歳までの品格ある青年が入会できる」という規約で定められています。会員として所属できる20歳から40歳という年齢は、肉体的にも精神的にも充実している年齢であり、仕事や家庭そして地域で活動をしたり、さらには子どもを持つ親としてPTAやスポーツ少年団といった多くのことに携わっていたりする時期でもあります。そんな多忙な中での活動は時につらく、投げ出したくなることもあるでしょう。しかし、苦労して目的を皆で達成したときの感動は、普段の生活では決して味わうことのできない大きな財産となります。

【会員拡大】
少子高齢化やベッドタウンであることなどを言い訳に、地域について無関心になってはいませんか。しかし、若者が当事者意識を持ち、切磋琢磨しながら率先して行動しなければ、「まち」に変化は起こりません。地域の担い手として、若者の意識変革を願う我々だからこそ、多くの仲間が必要です。
青年会議所では「奉仕・修練・友情」の三信条に基づき、さまざまな職業に就く仲間が、地域の魅力を伝えるために、さまざまな運動を通じてマナーや礼式を学び、自己研鑽し、青年経済人として、地域の担い手となるリーダーへと成長していきます。また、仲間と共に行動し、互いを認め合う中で、真の意味での喜びや楽しみを感じることができます。
我々は、一人でも多くの仲間と共に多種多様な経験を積み、真の友情を育みながら、JC運動を継続していくためにも会員を拡大していかなければなりません。

【日々是好日】
日々是好日とは、どんな日でも毎日は新鮮で最高に良い日だという意味です。故に、一日一日を大切にしなければなりません。仕事、家庭、JCその他皆さまの大切な時間を頂きながらJC活動ができることに感謝しましょう。時間に追われ、苦痛に感じることがあるかもしれません。しかし、活動を支えてくれる会員が、法隆寺青年会議所にはたくさんいることを実感してきました。ここで学んだことは、必ず人生に意味のあるものです。どんな状況でも逃げることなく、積極的に精いっぱい取り組みましょう。その積み重ねが、日々を好日にしてくれます。どんな状況であれ、精いっぱい生きたその日は好日です。どんな一日であれ、その一日は二度と訪れない、かけがえのない日です。「日々是好日」と自分に言い聞かせて、努力しましょう。きっと運の良い人生に変わっていくはずです。

【結びに】
法隆寺青年会議所に入って、私が見た先輩たちの背中は、本気の背中でした。遊びも仕事もJC活動も、本気でやるから面白いのです。仲間と一緒に活動する中で、何事も一生懸命に取り組むことが当たり前になっていきました。また、日本青年会議所に関連する団体に出向することで、法隆寺青年会議所だけではなく、全国に同じ志の仲間がいることを知りました。
家族のために、この「まち」のために、国のために、未来の子どもたちのために、自分たちは何ができるのか。真剣に考えて議論し行動する。本気の背中をたくさん見せて頂きました。法隆寺青年会議所に入らなければ、私は今でも、現状を憂い、未来を憂い、誰かに求める人生を歩んでいたことでしょう。
人は誰かのためを想うとき、本気になります。そして、大切な人を想う行動は、その人に対してだけでは終わりません。大切な人が暮らす「まち」に、国に、世界に貢献したいという行動も、大切な人を想う気持ちの延長線上にあります。原点を明確にすることで、世のため人のために生きようとすることができるのです。「大切な人のために」というひたむきな想いが志となり、その志を行動で伝播させる人が、「まち」を照らす燈火となります。
今日まで運動を続けてこられた先人に心から感謝するとともに、今後何十年先も「明るい豊かな社会の実現」に向け、さらに大きな夢を描き続けるべく尽力してまいります。

事業計画

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