理事長所信

一般社団法人 法隆寺青年会議所
理事長 高田 峻
2026年度スローガン 「 挑戦 」
【はじめに】
法隆寺青年会議所は、先輩諸兄姉のたゆまぬ努力と挑戦の積み重ねにより、本年53年目の新たな歩みを迎えます。地域の未来を想い、数え切れない事業に挑み続けてきたその情熱が私たちの活動の礎となっています。ここに改めて深い敬意と感謝を表します。
また、これまでの活動は、行政をはじめ、地域団体、地域住民の皆さまからの温かいご理解とご協力なくしては成し得ませんでした。ここに改めて深く感謝を申し上げるとともに、今後も変わらぬ信頼とご協力を賜れるよう、責任ある運動を展開してまいります。
私たちを取り巻く環境は日々変化し続けています。西和7町は、それぞれに特色を持ちながらも、少子高齢化の進行や地域の担い手不足といった課題に直面しています。将来を担う若い世代が、地域に暮らし続けたいと思える環境づくりが求められています。また、災害や社会的変化への対応力を高める必要性も指摘されており、地域社会全体が「持続可能な発展」に向けて大きな転換期を迎えています。
その一方で、人と人とのつながりを求める声は確かに存在し、地域を支える青年の力を必要とする場面はむしろ増えています。だからこそ、地域の未来を切り拓くのは私たち青年会議所であり、その役割を果たす覚悟が求められているのです。
本年度のスローガンは「挑戦」。挑戦とは、困難を恐れず、一歩を踏み出す勇気であり、自らの成長を地域に還元する姿勢そのものです。メンバーそれぞれが挑戦を重ねることで、地域に新しい風を吹き込み、誇りと活力をもたらすことができると信じます。
特に近年の法隆寺青年会議所は、入会3年未満のアカデミーメンバーが多く、役職を担うメンバーの多くが経験の浅い状況にあります。しかし、経験豊富な先輩メンバーが支え、責任ある役割を任されることで、人は飛躍的に成長します。会社や組織においても「立場が人を作る」と言われるように、役職を担うからこそリーダーシップを学び、人として磨かれるのです。青年会議所はまさにその成長の場であり、挑戦を通じて次代のリーダーを育てる機会を提供する組織でもあります。
地域により良い影響を与えるためにも、青年会議所は挑戦し続ける団体でなければなりません。
【魅力を発信する挑戦】
地域には、私たちがまだ十分に気づいていない数多くの魅力が眠っています。多くの寺院をはじめとする歴史的、文化的資源、自然の豊かさ、そして人の温かさ。これらはすべて、西和7町の誇るべき力です。しかし、それらが十分に発信されず、埋もれたままになっている現状も否めません。だからこそ、私たち青年会議所が旗振り役となり、地域の魅力を積極的に掘り起こし、発信していくことが必要です。
発信は単に情報を届けるだけではありません。多様な世代に響く方法を模索し、誰もが共感し参加したくなるような伝え方を実現していきます。そして、その過程で私たち自身が「発信力」を磨き、組織としても地域に対してより信頼される存在となっていきます。
また、地域の魅力とともに、法隆寺青年会議所そのものの魅力を伝えることも忘れてはなりません。青年会議所は、学びと成長の場であり、仲間と挑戦することで得られる経験は何物にも代えがたい財産です。その価値を広く理解していただく努力を重ねることで、私たちの存在意義が地域に根付き、共に輝く未来が拓かれると信じます。
【仲間と未来を拓く挑戦】
青年会議所は、地域に良い影響をもたらす存在でなければなりません。そのためには、多様な価値観を持った仲間が必要です。地域の未来を本気で考え、行動できる人財を集め続けることは私たちの運動の根幹であり、持続可能な組織を築くための「未来への投資」なのです。
また、会員拡大は組織の外への呼びかけにとどまりません。現役メンバーが互いを理解し合い、強い絆で結ばれることで、はじめて新しい仲間を迎え入れる土壌が整います。青年会議所は「共に挑戦する場」であり、互いに信頼し合える関係があるからこそ、大きな挑戦も成し遂げられます。
私たちは、多くの仲間と出会い、互いに切磋琢磨し、時には助け合いながら成長していきます。その過程で生まれる友情や学びは、一人ひとりの人生を豊かにすると同時に、地域の発展を支える大きな力になります。法隆寺青年会議所が持続可能であるために、そして地域に良い影響を与え続ける存在であるために、仲間と未来を拓く挑戦を続けてまいります。
【未来を担う青少年を育む挑戦】
地域の未来を支えるのは、次の世代を生きる子どもたちです。彼らが「この地域に生まれてよかった」と心から思えるような体験を提供し、郷土への誇りと愛着を育むことは、私たち青年会議所の大きな使命です。
子どもたちが地域の歴史や文化、人の温かさに触れることで、「将来もこの地域に住みたい」「自分も家族を築き、このまちをもっと良くしたい」と思えるような郷土愛が育まれます。その経験は、次世代を担うリーダーとしての自覚を芽生えさせ、未来の地域づくりへと繋がります。
また、挑戦する心を持つことの大切さを伝えることも重要です。たとえ小さな挑戦であっても、自らの力で一歩を踏み出した経験は、子どもたちにとって大きな自信となります。その積み重ねが、地域を支える強い人財を育む礎となります。
私たちは、子どもたちに「挑戦する楽しさ」と「地域に誇りを持つ心」を育む活動を通じて、未来の担い手を育て、このまちの持続的な発展へと繋げてまいります。
【人間力を磨き、地域力を高める挑戦】
組織においても、地域においても、最も重要なのは「人財」です。青年会議所の活動は、事業の成功や地域へより良い変化をもたらすことを目指すと同時に、メンバーそれぞれの資質を高めることを目的としています。品格ある青年経済人としての自己研鑽に励み、その成長を地域に還元することが、私たちの使命です。
また、組織は信頼によって成り立ちます。仲間同士が互いに尊重し合い、信頼関係を築くことで、一致団結した大きな力を発揮できます。役職や立場を超えて切磋琢磨し合う環境こそが、青年会議所の大きな魅力であり、メンバーが真にリーダーシップを学ぶ場となります。
私たち全員が「挑戦する姿勢」を持ち続け、自己成長を追求することで、人間力が磨かれ、やがて地域全体の力へと繋がります。品格と誇りを持った行動そのものが地域をより彩りあるものに変えていくのです。私たちは互いに高め合いながら、人間力を磨き、地域力を底上げする挑戦を続けてまいります。
【信頼される地域の一員としての挑戦】
青年会議所は、地域における「ハブ組織」としての役割を担っています。行政、各種団体、企業、地域住民と強固に連携し、その架け橋となることで、地域に広がりと一体感を生み出す存在でなければなりません。
地域から信頼されるためには、表面的な連携にとどまらず、常に地域に寄り添い、その声に耳を傾け続ける姿勢が不可欠です。地域課題の解決や新しい価値の創出において、青年会議所が真っ先に声をかけてもらえる存在となることを目指します。
また、災害や社会情勢の変化といった不測の事態において、いざというときに動ける組織であることも重要です。日常から行政や地域団体と信頼を深めることで、有事にこそ真価を発揮できる組織へと成長していきます。
私たちは、地域社会の一員として信頼を積み重ね、法隆寺青年会議所だからこそできる連携の力で、地域に必要とされる存在であり続ける挑戦をしてまいります。
【結びに】
53年目の新たな歩みを迎えた今、法隆寺青年会議所は「挑戦」を旗印に、地域の未来に希望の光を灯し続けます。私たちの挑戦は、地域の発展とメンバー自身の成長を両立させ、次代への確かな道を切り拓くものです。
青年会議所に所属している意味は、単なる名簿の一員であることではありません。自らの意志でこの場に身を置き、共に挑戦し、地域に良い影響をもたらすために存在しています。だからこそ、すべての仲間の力を結集し、全員で歩みを進めていきます。
私たちが属する世代は、子育てや事業承継、社業の発展など、多くの重責を担う時期でもあります。確かに時間的制約は大きく、時に活動が苦しく感じることもあるでしょう。しかし、人生は一度きり。限られた時間だからこそ全力で挑戦を重ね、その先に必ず「地域の発展」「社業の発展」「家族の幸せ」そして「自分自身の幸せ」があると信じています。
私たちは、互いに信頼できる仲間と共に、情熱をもって邁進してまいります。この地域と未来、そして自らの人生をより豊かにするため、歩みを止めることなく挑戦し続けます。
事業計画
- 魅力発信事業
- 会員拡大事業
- 青少年育成事業
- 会員資質向上事業
- 地域連携事業












