10月4JC合同例会 ～We are all one～心を一つに 日本人にしかできない気づかいの習慣

• 担当：地域交流委員会
• 開催日時：2012年10月18日 木曜日
• 開催場所：奈良パークホテル

4JC合同例会とは、奈良JC・天理JC・大和郡山JC・法隆寺JCの4つの青年会議所がともに一つの事業を行う例会です。
今回は法隆寺JCが主管となり、講演会を立案いたしました。
講師として上田 比呂志 氏をお招きし、日本人にしかできない「気づかい」についてご講演いただきました。

”気づかいとは心を持って正しきことを行うこと”
知らぬ間に自分にとってだけ正しいことになってはいないか、相手を選ぶことなく妥協なく、相手にとって正しいことを行う、それが気遣いだと上田講師は仰っておりました。
そして「正しいこと」を行う為には、日々の習慣や自分自身の行動が影響してくるのです。
常日頃から心を持って行動しているのか、講演を聞きながら自分に問いかけておりました。

講演だけでなく、隣同士に座った者同士でコミュニケーションワークも行いました。
上田講師から出された指示は、「自分のこと（人生、これからの事など）を相手に話す、そして相手はその話を聞いて褒める」という内容です。
これをお互いに5分ずつで行いました。
終わってから上田講師が「ワークをする前とした後で何が変わりましたか」と問われました。
答えは「空気、雰囲気」です。

気づかいは言葉でなく、場の空気・雰囲気作りが大切であると、皆に理解させる為のものでした。
このように講演はとても楽しく興味深いものであり、あっという間に時間は過ぎてしまいました。

喜びは皆で分かち合うことで掛け算になり、
問題は皆で取り組むことで割り算になる。
ともに行動ができる仲間づくり（絆）をしておくことが大事です。

おもてなしに対価を求めないのは日本の文化であり、世界では理解できないそうです。
苦しい時もおもてなし、気遣いができる心を日常から心がけて生活していこうと、考えさせていただきました。

最後になりましたが、ご講演いただきました上田比呂志様、その他関係各位におきましては、ご協力いただきまして誠にありがとうございました。

講師紹介

上田 比呂志 先生

株式会社三越 入社。社内研修制度に応募し、全国の三越 約12,000名の中から11名が選ばれ、フロリダのウォルトディズニーワールドにてフェローシッププログラムに参加。
1年間、世界11カ国の人たちとディズニーユニバーシティに通いディズニーマネジメント（ディズニーウェイ）を学ぶ。
その後、日本の三越にてお店作りや企画を担当し、グアム三越 ティファニーブティック支配人として1年半グアムに勤務を経た後、再びフロリダディズニーワールドエピコットセンターのジャパンパビリオンディレクター（取締役）として赴任。
ショップ、レストラン、カルチャーの三部門の統括責任者として経常利益の向上や約250名の部下（日本人、アメリカ人、ベトナム人）の人材育成に貢献する。
帰国後、2006年coach21にてコーチングを学び、（財）生涯学習開発財団 認定コーチを取得。
ディズニーウェイを取り入れたコーチングスタイルを確立し、現在、多くの講演・企業研修・パーソナルコーチングを中心に活躍中。

＜縁かいな　上田 比呂志　オフィシャルホームページ＞　http://www.enkaina.com/